読み物 Blog

2022/03/06 23:21

今年は最近になく、雪の多い年でした。

今でも畑によっては、雪が残っています。
干し柿は、気温の低いのは大歓迎なのですが、25℃を超えると汗をかきます。
汗をかくと、せっかくカビを防ぐために出来てた果糖の鎧が溶けてしまうのです。
また、柿は天然酵母菌を持っていますので、それを利用して柿酢も作られているようです。
酵母菌は、気温が25℃を超えると活動が活発になります。
酵母を殺菌するために主産地では、硫黄(二酸化硫黄)で燻煙し殺菌をされています。
しかし田村農園では、添加物は使いたくないので熱湯殺菌をしています。
残念ながら熱湯殺菌では完璧ではないのか、出荷した中に0.01%以内で発酵した干し柿が出ています。
少しでも事故を防ぐため、4月から10月の間はクール便で宅配いたします。